【簡単で美味しい】イカスミパスタの作り方・食材選び

イカスミパスタって某イタリアチェーン店や、某レトルトパスタソースメーカーで食べるとマズイとおっしゃられる方が多いです。

ということで、今回はそういった悩みを抱えている方のために、イカスミパスタの作り方と、食材の選び方について紹介していきます。

「簡単で美味しく作れる絶品イカスミパスタを家で食べたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

ただ、最初に言っておくと、美味しいレトルトのイカスミパスタは個人的にあると思っています。

記事の最後に筆者のライザーがオススメするレトルトイカスミパスタソースを載せておくので、良かったら見てみてください。

美味しいイカスミパスタの作り方

材料の調達やオススメの食材や選び方について、プロのレシピを参考に詳しく紹介していきます。

材料

パスタ:70g(塩分濃度1.5%のお湯で茹でる)

ニンニク:1片(追加で生のニンニクをすりおろして入れるのもアリ)

トマトソース:控えめ

アンチョビ:2~3ヒレ

イカスミペースト 4~5g程度

イタリアンパセリまたはミント、バジル、和パセリなど 適量

オリーブオイル 適量

唐辛子 適量

トマトソースの量は、プロのシェフの動画で見ても分量が書かれていなかったので分かりませんでした。

ただ、1つ言えるのは「トマトソースの入れすぎは禁物」ということです。

トマトソースを入れすぎると味がぼやけて悪い意味で“トマトパスタ”になってしまいます。

とにかく、トマトソースの入れすぎにだけは注意してください。

作り方

1.ニンニクを細かくみじん切りにする。

2.冷めたフライパンに、ニンニクとアンチョビ、オリーブオイル、唐辛子を加えて弱火にして香りを移す。

※辛いのがニガテな方は、後から唐辛子を入れてもOKですし、最悪入れなくても良いです。

3.ニンニクに少し色がついてきたら、トマトソースと水、イカスミペーストを加える。

※パスタが茹で上がらない場合、ソースに火が入りすぎないよう、一旦火を止めておきましょう。

4.パスタが茹で上がる直前、ソースを温めるために火をつけ、パスタと合わせて素早く混ぜる。

5.火を止め、パセリとオリーブオイルをかけて混ぜたら完成。

作り方については、実際にプロの動画を見てもらった方が分かりやすい思います。

参考動画:ミシュラン1つ星イタリアン店の「イカスミのスパゲティ」【イタリアンプロ養成講座 vol.19】

イカスミパスタの食材選び

ここからは、美味しいイカスミパスタを作るうえで大切な「食材の選び方」について解説していきます。

パスタは自分の好みで選んでOK

パスタはモチモチ食感でソースをよく絡めるブロンズダイスのスパゲッティがオススメ。

太さは1.5~1.7mmくらいで良いと思います。

まぁパスタについてはあくまで参考程度で、タリアテッレやリングイネなど、自分の好みのモノを選べばOKです。

具材はイカ、トマトなどがオススメ

オススメの具材はイカ、生のトマト(プチトマトでも可)、玉ねぎ(長ネギでも可)など。

まぁ入れたいモノ入れて良いと思います。

アンチョビはオイル漬けでもペーストでも何でも良いのですが、やはりオイル漬けの方が風味があるのでオススメ。

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イカスミペーストは小分けが使いやすい

レトルトのイカスミは場合によってマズイものもあるかもしれませんが、イカスミペーストは基本的に何でも美味しいです。

特に、個人的に愛用しているモンテベッロのイカスミペーストは、小分けになっていてめっちゃ使いやすいからオススメ。

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「よくイカスミを食べる」という方であれば、瓶詰めのZADES イカスミペーストもアリ。

ちなみに、瓶入りのイカスミペーストは冷凍で長期保存もできるので、すぐ使い切る必要はありません。

とはいえ、1人前5g前後しか使わないモノを180gも使えるか?ってなるとかなり微妙ですが。

まぁ家族で暮らしているならオススメかな?

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取り敢えず、この2つのどちらかでイカスミパスタを作れば、必ず美味しいイカスミパスタが作れるはずです。

トマトソースは何も入っていない純粋なモノがベスト

トマトソースはハインツとかカゴメとか、色々なメーカーで出ていると思います。

ただ、それらトマトソースは基本的に塩や砂糖など、色々入っているモノがほとんど。

イカスミパスタの場合、それら調味料は邪魔になってしまうので、純粋なトマトソースまたはペーストがオススメ。

例えば、モンテ物産 イタリアット パッサータルスティカ。

塩も砂糖も入っていない純粋な粗ごしトマトなので、イカスミパスタで使っても全然違和感がありません。

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後は、ムッティ トマトペーストなんかも良いですね。

トマトの旨味を濃縮させたトマトペーストなので、少し入れるだけでも純粋なトマトの旨味が加わります。

ムッティ
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ニンニクの産地はどこでも良い

国産、中国産、スペイン産など色々ありますが、基本的にどこでもOK。

ただ、生のニンニクをすりおろして入れる場合、旨味が強く辛さがマイルドな国産がオススメ。

ちなみに、スペイン産は旨味がマイルドな分香りが強め、中国産は安価な分、旨味も香りも控えめ。

とはいえ、中国産でもニンニクとしての役割は十分果たしてくれるので、あまり気にしなくて良いと思います。

最後の一回しは美味しいエクストラバージンオリーブオイルがベスト

ニンニクの香りを移す際に使用する加熱用のオリーブオイルは、安いエクストラバージンオリーブオイルで問題ありません。

ですが、加熱しない最後の一回しでかけるオリーブオイルは、ちょっと高めのオリーブオイルがオススメです。

まず、安いオリーブオイルと高いオリーブオイルの決定的な違いは何と言っても香り!

高いオリーブオイルは青リンゴやナッツのような豊かな香りが特徴的。

一回しかけるだけでも香りに深みが出て、一気に高級感が出ます。

正直、ワンランク上の料理に仕上げたいのであれば、高級オリーブオイルはほぼ必須と言っても過言ではありません。

オススメのエクストラバージンオリーブオイルについては下記記事で紹介しているので、良かったら参考にしてみてください。

唐辛子の産地はどこでもOKだが、唐辛子オイルは作っておくと便利

唐辛子については、日本でよく売られている鷹の爪で全く問題ありません。

ただ、どうしても本格的なパスタが作りたいのであれば、イタリア産の唐辛子を使うのも面白いと思います。

それよりも、個人的に重要だと思っているのが「辛さの調節」です。

唐辛子って産地だけでなく、メーカーや時期によっても結構辛さが違ってきます。

なので、自由に辛さを調節できるよう「万能唐辛子オイル」を常備しておくのがオススメ。

これを使えば唐辛子に火を通しすぎて焦げの香りが付くのを防止できるので、よりカンタンに美味しく料理が作れます。

また、好みによって辛さの調節ができるため、小さいお子さんと大人で辛さの調節ができるのも大きなメリット。

唐辛子オイルの作り方については下記記事で紹介しているので、良かったら参考にしてみてください。

レトルトで美味しいイカスミパスタのソースは?

私も色々と食べてみましたが、個人的に最高に美味しいと思ったのは「無印良品のいかすみ」。

にんにくの味と香りがしっかり、魚醤のおかげか魚の旨味もより強め。

いかすみ特有の魚介系の旨味も効いていて、モンテベッロの単体のいかすみペーストと同等レベル。

トマトはあくまでベースといった感じで、そこまで主張してなかったのも良かったです。

ソースには適度に濃度が付いていて、ソースが麺にしっかり絡んでくる。

様々なメーカーからいかすみのレトルトソースは出ていると思いますが、個人的には1番美味しいと思いました。

オススメ度は5点満点で、文句なしの5点!

ということで「イカスミパスタいちから作るの面倒」って方は、無印良品のいかすみを試してみてください。

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