【永久保存版】プロも実践するパスタの茹で方まとめ

この記事では、プロの本格的な茹で方から家庭で役立つ時短茹でまで、幅広くパスタの茹で方についてまとめています。

ぜひ、この中から自分のライフスタイルや好みに合った茹で方を探してみてください。

【永久保存版】パスタの茹で方まとめ

パスタの茹で方には様々な手法があり、茹で方によってパスタの仕上がりも異なります。

【プロも実践:王道の茹で方】鍋で茹でる

一般的に知られていて、本場イタリアでも定番とされている茹で方。

シェフによって様々ですが、大体水1Lに対して1~1.5%の塩を入れます。

塩の量は完全に好みで、しょっぱいと思ったら自分自身でお好みの塩分濃度に調節してみてください。

少なくとも、この動画の通り茹でれば間違いありません。

【奥田シェフ考案:究極の茹で方】強めの塩で茹でた後、真お湯でゆすぐ

私は今まで様々な手法でスパゲッティを茹でましたが、個人的に1番美味しいと感じたのは奥田シェフの著書“ゆで論”で紹介されている茹で方。

「水1Lに対して2.5%の塩を入れた鍋」「塩を一切入れていない真お湯が入った鍋」の2つを用意するのが特長。

最低2つのコンロが必須で、2つの鍋で同時にお湯を沸かさなければいけないため、家庭でやるにはちょっと手間がかかるのがデメリット。

ですが、その手間に見合った美味しいパスタが茹で上がります。

特に、ペペロンチーノをこの茹で作ったら「今まで食べてきたペペロンチーノは何だったのか?」っていうくらい驚きの美味しさ!!

今まで体験したことのない“ツルッぷりッポンッ”というキレのある麺の食感。

ニンニク、唐辛子、オリーブオイル、パセリ、全ての素材の味を楽しめペペロンチーノが作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。

ちなみに、この「ゆで論」はグルマン世界料理本大賞2022に選ばれた凄い本だったりします。

著:奥田政行, イラスト:小暮満寿雄
¥5,670 (2023/02/27 00:49時点 | Amazon調べ)

【通称“ワンパン”】フライパンで茹でる

フライパン1つで茹でられるため、洗い物が少なく手軽に作れるのがメリット。

フライパンの大きさや火加減で水の蒸発速度が異なるため、WEBサイトや動画などで紹介されている水分量より気持ち少なめ(10~20ml程度)で茹でるのがポイント。

ただし、1人前(100g)以上のパスタを茹でる時に安定させるのが難しいです。

2人前(200g)のパスタを茹でる時、気持ち水分を少なめにして茹でるのがコツ

麺が茹で上がる前にフライパンの水を使い切りそうな場合、後から水を注いで水分量を調節すればOK(お湯じゃなくても大丈夫)。

実際に私もワンパンを何回か実践しましたが、慣れれば結構ラクに作れますし、パスタ自体も食感しっかりめで割りと美味しいです。

【簡単なのに超美味しい】電子レンジで茹でる

鍋ゆでよりも簡単で、たっぷりの水を沸かす必要もないため経済的にも優しい電子レンジで茹でる手法。

鍋ゆでやワンパンよりも安定感があり、失敗しづらいのが大きなメリット。

ソースを作らず、レトルトのソースを絡めて食べる時にも最適。

ただし、電子レンジでパスタを茹でると「食感が落ちる」「美味しく茹でられない」といった声もよく聞きます。

ですが、これら悩みは根本的に「調理方法が間違っている」場合がほとんどです。

まず、電子レンジパスタはパスタ用の細長い普通の保存容器で茹でるよりも、専用のレンチンパスタ調理器具を使ったほうが美味しく茹でられます。

私の場合、電子レンジでパスタを茹でる際に『エビス 絶品レンジでパスタ』を使用していますが、正直鍋ゆでよりも美味しく仕上がる時が多いです。

後、茹でる時は必ず熱湯から茹でること。

水から茹でる時よりもしっかりとした歯ごたえになって美味しい仕上がりになります。

電子レンジ調理の詳しい方法とオススメの専用のレンチンパスタ調理器具は下記記事で紹介しているので、良かったら試してみてください。

【時短で楽ちん】水漬けパスタ

電子レンジよりも更に楽で大幅に時間短縮できるのが大きなメリット。

食感はモチモチで生パスタに近いです。

パスタを水に最低2時間以上浸しておくことで、茹でる時は1~2分程度で済みます。

2時間だと場合によってはまだ麺が硬いので、個人的には3時間漬けておくのがベスト

事前に作り置きできるため、キャンプや大量に作らなければいけない状況で大活躍。

ただ、味についてはコシが弱く小麦の香りもあまりしないため、パスタを美味しく茹でたい人にはオススメしません。

パスタは正しく茹でて美味しく食べよう!

パスタの茹で方については、取り敢えずプロの技術をそのまま真似すればOKです。

「パスタを茹でても美味しくならない」っていう方は、今回紹介した茹で方通りにパスタを茹でれば必ず美味しくなるので、ぜひチャレンジしてみてください。