
「種類が多すぎてどのエクストラバージンオリーブオイル選べば良いのか分からない」
「健康に良いエクストラバージンオリーブオイルを探している」
「美味しいオリーブオイルで美味しい料理を作りたい」
といった方のために、この記事ではオススメのエクストラバージンオリーブオイルについて、筆者のライザーが紹介していきます。
また、紹介するにあたって、実際に自分で使用したオイル含め、プロのシェフとソムリエの動画や記事も参考にしました。
「オリーブオイルは偽物が混じっていて自分自身で選ぶのが難しい」と言われていますが、少なくともプロのシェフやソムリエが実際に使っているオリーブオイルであれば、品質の面においてかなり信頼性は高いと思います。
きっと役に立つはずなので、オリーブオイル選びで困っているという方はぜひこの記事を参考にしみてください。
【品質に間違いなし】本物のエクストラバージンオリーブオイル7選
今回エクストラバージンオリーブオイルを選ぶうえで参考にしたプロのシェフやソムリエの動画や記事は、見出しごとに貼ってあるので、良かったらそちらも参考にしてみてください。
後、オリーブオイルを選ぶ際は「大まかな味」についても知っておくと、自分好みにオリーブオイルに出会えるかもしれません。
まず、オリーブオイルには大きくわけて「Robustまたはスパイシー(クセ強め)」「ミディアム(平均的)」「Delicateまたはマイルド(クセ弱め)」といった感じで、言い方は色々ありますが基本的に3つに部類されます。
「料理の仕上げに強めのアクセントを加えたいならスパイシー」「オリーブオイルを主体とした料理ならマイルド」といった具合に、料理ごとに使い分けたり、単純に自分の舌に合いそうなオリーブオイルを選んでみてください。
【多くのイタリアンシェフが愛用】バルベーラ ロレンツォシリーズ
スパイシーな香りが特徴で肉料理に最適のロレンツォNo1↓

まろやかで辛味もほどほど、どんな料理にも合う万能タイプなロレンツォNo3↓

種を取って実と皮のみを搾油したマイルドで優しい味わいのロレンツォNo5↓

「プロのシェフも使っている本格的なオリーブオイルを使いたいな」って方にオススメなのが、バルベーラ社のロレンツォ。
1894年創業と歴史があり、1900年のパリ万博、1904年のアメリカ・セントルイス万国博覧会で金賞を受賞したことを皮切りにロレンツォの名前が広がり、多くのシェフが愛用するオリーブオイルとなりました。
もちろん直近でも受賞歴があり、2020年JOOTA AWARDS優秀賞(ロレンツォNo.3)や、2018年JOOP金賞(ロレンツォNo.3)など、他にも様々な賞を受賞しています。
自社畑から原則手摘みで収穫したオリーブを自社の工場で搾油しているため酸度が低く、旨みの詰まった緑色のオリーブの実のみを使用しているため、とにかく品質が高いです。
高品質なぶん値段もそれなりにしますが「まだ美味しいオリーブオイルに出会ったことがない」という方は、ロレンツォで本物のオリーブオイルの感動を体験してみましょう!
特に「今まで1,000円以下のオリーブオイルしか使ったことがない」という方であれば、その香りと美味しさに度肝を抜かれるかもしれません。
ロレンツォについては詳しく知りたい方はモンテ物産の公式ページを参考にしみてください▼
使用していたプロのシェフ▼
【オリーブオイルの真実】ピュアオイルは?料理人目線のオリーブオイルの捉え方/ファビオ飯 /イタリア料理人の世界
【モナコ王室ご用達】有機オリーブオイル Centonze(チェントンツェ)

モナコ宮殿料理長を務め、世界中の国家元首・王室の専属シェフが集う非営利組織「Le Club des Chefs des Chefs」会長を兼任する、ガルシアシェフが推薦している高級オリーブオイル。
強めのスパイシーな香りが特徴的で、肉料理はもちろんのこと、ペペロンチーノに一回しかけるとより一層高級感が増して好きです。
味は早摘みトマトの爽やかさとアーモンドの深みを感じるような絶妙なバランス。
フレッシュな香りを楽しむために、料理の最後の仕上げに最適なオリーブオイルです。
プロのシェフはもちろんのこと、モナコ王室ご用達ということもあって、信頼性は抜群に高いと思います。
価格も比較的良心的でスーパーにも置いてある場合が多いため、個人的にかなりオススメ。
使用していたプロのシェフ▼
イタリアンの巨匠が教える【究極のペペロンチーノ】の作り方 / 「アル・ケッチァーノ」奥田政行
サルバーニョ オリーブオイル

有機栽培のオリーブから絞られる、芳醇な香りとまろやかでクセのなさが特徴。
肉料理や魚料理はもちろんのこと、パスタやサラダ、刺し身にかけても楽しめる万能エクストラヴァージンオリーブオイル(マイルド)です。
使用していたプロのシェフ▼
【シェフのパスタ料理】全てのニンニク好きな方に捧げる!進化系ペペロンチーノをご紹介します!/日高良実のACQUAPAZZAチャンネル
Castillo de Canena(カスティージョ・デ・カネナ) ファミリーレゼルブ ピクアル種

1つ星イタリアン店Regaloの小倉知巳シェフが使用しているオリーブオイル。
フルーティーながらスパイシーな味わいが特徴のピクアル種を使用したオリーブオイルです。
使用していたプロのシェフ▼
1つ星イタリアン店の「イカスミのリゾット」【イタリアンプロ養成講座 vol.52】/小倉知巳のイタリアンプロ養成講座
他にも様々なオリーブオイルを用途別に紹介しています▼
【2022年JOOP最優秀賞受賞】パルケオリーヴァ セリエオロ エキストラヴァージンオリーブオイル

『パルケオリーヴァ セリエオロ エキストラヴァージンオリーブオイル』は2017年にJOOPの金賞、2022年には最優秀賞を受賞したオリーブオイルで、それ以外にも何十個も賞を受賞しているめちゃくちゃ凄いオリーブオイルです。
JOOPはオリーブオイルの世界コンクールの1つで、世界トップレベルのEVOOテイスターが審査員として参加しているためかなり信頼できます
また、D.O.P PRIEGO DE CÓRDOBA(スペイン・コルドバ・原産地呼称認定)認定もされているため、品質については申し分ありません。
香り高く甘みのあるピクード種と、青リンゴや積みたてのハーブの香りのするオヒブランカ種のオリーブを使用しているため、フルーティ、苦み、辛みのバランスのとれた(ミディアム)オリーブオイルで、どの料理にも合わせられます。
【料理王国100選認定】エキストラバージン オリーブオイル ICONO

ミシュランガイド東京2つ星を獲得しているフランス料理店Restaurant Ryuzuのオーナーである飯塚隆太シェフが愛用しているオリーブオイル。
料理王国100選2019に認定されたり、2013年のラテンアメリカ・オリーブオイルコンテストで金賞受賞、イタリアのSol DOroやLeone DOloなど、いくつか受賞歴もあります。
原産国はチリで、フルーティ―は熟したオリーブならではのナッツのような香りと深みがありまろやか。
スパイシーは早摘みならではの青々しさとポリフェノールが豊富でピリッとした辛味が特徴的。
【四季を感じられる】オリーブハートクラブ
オリーブハートクラブは3ヶ月に1度、季節に合った旬のオリーブオイルを届けてくれるオリーブオイルのサブスクリプションサービスです。
定期的に届くそれぞれのオリーブオイルには日本の旬の食材に最適な香りと重さがあり「春のフレッシュさ」「夏のすがすがしさ」「秋のまろやかさ」「冬の濃厚さ」を食材とともに感じられます。
日本の旬の食材に合わせてオリーブオイルの風味を変えているとのこと
使い方としては、フレッシュな香りを楽しむために料理の最後の仕上げに回しかけるのがオススメで、特に日本の旬の食材と合わせるのが最適。
また、オリーブハートのオリーブオイルは生でかけられるほどフレッシュで美味しく、完熟していない若くて青い果実だけを10時間以内に搾油しているため、ポリフェノールが豊富で健康にも良いです。
品質に関しても問題なく、生産者・畑・搾油所・品種まで明確に記載されているため、安心安全のエクストラバージンオリーブオイルと言って良いでしょう。
市場には中々出回らない四季を感じさせてくれる希少なオリーブオイルを味わえるので、興味のある方は公式サイトを覗いてみてください。
特に「料理が好きな人」「健康に気をつけたい人」にオススメ!
使用していたプロのシェフ▼
ル リール/堀知佐子
自分に合ったオリーブオイルを見つけてみよう!
ということで、プロのシェフが使っているものや、一流のソムリエが選んだ本物のエクストラバージンオリーブオイルをいくつか紹介してみました。
取り敢えずこの中から好きなエクストラヴァージンオリーブオイルを選べば間違いないかと。
ただし、プロのシェフやソムリエが選んだものであっても、自分の好みに合わないかもしれません。
オリーブオイルの味は最初にも軽く解説した通り、大きく分けて「スパイシー(クセ強め)」「ミディアム(平均的)」「マイルド(クセ弱め)」の3つに部類されます。
なので、自分の好みに合ったオリーブオイルを探す際は、これら味を頼りに選ぶと買った後に後悔することもなくなるはずです。
オリーブオイルは良いモノを使うとマジで「今まで使ってたオリーブオイルは何だったのか?」って思うくらい世界が変わります。
「まだ良いオリーブオイルを使ったことがない」という方は、ぜひこの記事にたどり着いたのを機会に良いオリーブオイルを使ってみてください。