エクストラバージンオリーブオイルは、健康にも美味しさにも定評のあるオイルです。
ですが、エクストラバージンオリーブオイルには偽物が混じっており、偽物は生活習慣病の予防・改善の効果がほとんど得られません。
しかも、市場には結構偽物が出回っているため、本物のエクストラバージンオリーブオイルを見極めるのが困難。
ということで、今回は本物のエクストラバージンオリーブオイルの選び方について、筆者のライザーがプロの意見を元に詳しく解説していきます。
「動脈硬化・高血圧・心疾患などの生活習慣病を予防、改善に関心がある」
「本物のエクストラヴァージンオリーブオイルを使って美味しい料理を作りたい」
といった方はぜひこの記事を参考にして、本物のエクストラバージンオリーブオイルを選んでみてください。
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健康面におけるエクストラバージンオリーブオイルの効果
エクストラバージンオリーブオイルには遊離オイレン酸(一価不飽和脂肪酸の一種)が含まれています。
遊離オイレン酸は、悪玉コレステロール値を下げつつも善玉コレステロール値は下げません。
そのため、エクストラバージンオリーブオイルは動脈硬化・高血圧・心疾患などの生活習慣病を予防、改善に有効です。
また、オリーブオイル特有の辛味や苦味といった味はポリフェノール由来。
ポリフェノールは酸化作用が強く活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、遊離オイレン酸同様動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。
だだし、これら効果は比較的短時間で作用する反面、長期間効果は持続しないため、毎日こまめに摂取することが大切です。
1日のオリーブオイル摂取目安量は15g~30gくらいで、大量に摂取するのはカロリーの摂り過ぎになるので注意してください
エクストラバージンオリーブオイルの偽物がある理由
「エクストラバージンオリーブオイル偽物とは具体的にどういうものなのか?」
「何故そのような偽物が出回ってしまうのか?」
っていうのをここで解説していきます。
世界のオリーブオイル基準は細分化されている
スペインに本部を置く国際オリーブ協会(IOC)は世界のオリーブ生産国のほぼ総て(97%)が属する、オリーブ業界における唯一の世界的機関。
そのIOCでは、以下のようにオリーブオイルのグレードを細かく分けています。
ーバージンオリーブオイル
1.エクストラバージンオリーブオイル
※2.ファインバージンオリーブオイル
※3.オーディナリーバージンオリーブオイル
4. ランパンテバージンオリーブオイル(官能検査により風味に欠陥があるとされ、酸度が3.3%以上のオイル)
バージンオリーブオイルの定義:オリーブの果実から一定の温度条件下で搾油したオイル。洗浄・デカンテーション・遠心分離・ろ過以外の処理を行っていないこと。
デカンテーション:オイルに含まれた澱(おり)をタンクの下に沈殿させる行程。要は不純物を取り除く行程です。
※日本の食用油の品質基準は精製を前提としているので、日本には輸入できません。
ー合成オリーブオイル
5.精製オリーブオイル
6.オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)
7.オリーブポマースオイル
8.精製オリーブポマースオイル
IOCでは、エクストラバージンオリーブオイルとして認められるために、化学検査による酸度(ACIDITY)が0.8%以下、官能検査の総合評価の結果エクストラバージンオリーブオイルに間違いないと認められなければならなりません。
ちなみに、IOCの官能検査は、10人程度のプロのテスターが20項目程度の評価表を基に採点するらしいです。
参考:オリーブオイルの種類【湘南・鎌倉】オリーブオイル ラ・スペランツァ
日本と世界の品質基準には違いがある
日本で流通しているオリーブオイルのほとんどは「エクストラバージンオリーブオイル」と「オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)」の2種類です。
しかし、日本と世界ではエクストラバージンオリーブオイルの基準が異なるため、世界基準だと“偽物”になってしまうものもあります。
エクストラバージンオリーブオイルの基準の違いとして、最も顕著なのが“酸度の基準”。
まず、世界基準であるIOC(国際オリーブ協議会)では、エクストラバージンオリーブオイルと評価されるための基準の1つとして、「酸度が0.8%以下でなければならない」という決まりがあります。
それに対して、日本基準であるJAS法(日本農林規格)の場合、そもそもオリーブオイルのグレードを「オリーブ油」と「精製オリーブ油」の2つにしか分けていません。
JAS法におけるそれぞれの基準についてはざっとこんな感じ。
オリーブ油:酸度2.0%以下でオリーブ特有の香味があること
精製オリーブ油:酸度0.6%以下で香味良好であること
また、JAS法においては官能検査を行っておらず、酸度のみでエクストラバージンオリーブオイルか否かを決めています。
つまりは、IOC基準ではエクストラバージンオリーブオイルとしての要件を満たさなくても、日本ではエクストラバージンオリーブオイルとして販売しても全く問題ないということです。
まぁそれならまだ全然マシな方なのですが、日本ではピュアオリーブオイルにエクストラバージンオリーブオイルを混ぜたものでもエクストラバージンオリーブオイルとして販売できるのも大きな問題となっており、実際に混ぜて販売している業者もいるとかいないとか・・・
まず、ピュアオリーブオイルは、精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドしたオリーブオイルです。
精製オリーブオイルは酸度が3.4%以上あるランパンテオリーブオイルを精製したモノ。
化学的に還元し脱色や脱臭をし、IOCではエクストラバージンオリーブオイルより更に低い酸度0.3%以下が義務づけられています。
そのため、エクストラバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルを混ぜれば、酸度の低いエクストラバージンオリーブオイルが作れるということです。
JAS法におけるオリーブオイルの基準は全くあてになりません
後、酸度だけで見ればエクストラバージンオリーブオイルの基準をクリアしていますが、化学的に脱ガム、脱臭、脱酸、脱色などを行っています。
オレイン酸やポリフェノールは熱に強いとは言われているものの、精製の過程で栄養価が低くなってる可能性もあるので、注意が必要です。
実際、精製されたオリーブオイルはポリフェノールの含有量が100ぶんの1になっているという研究結果も出ています。
しかも、高温高圧で精製したオリーブオイルにはトランス脂肪酸が大量に含まれている可能性もあるため、逆効果になってしまうことも。
健康目的でオリーブオイルを使用するのであれば、必ず100%本物のエクストラバージンオリーブオイルを選ぶよう心がけましょう。
基準を満たしていないオイルが必ずしも“悪”ではない
ここまでの話の流れから、基準を満たしていないオリーブオイルが悪だと思われるかもしれませが、必ずしもそういうわけではありません。
ピュアオリーブオイル自体は、精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドしたオリーブオイルなので、品質に問題はありません。
味についてもクセも少なく、味にあまり影響のない加熱調理であったり、オリーブオイルがニガテな方には選択肢として最適と言えるでしょう。
ちなみに、業務スーパーなどでよく見かけるオリーブポマースオイルも、食用として売られているモノであれば全く問題ありません。
オリーブポマースオイル(日本ではオリーブ搾り粕オイルと呼ばれます)は、ヴァージンオイルを搾った後の残りカスに残留している油分を、有機溶剤を使って抽出したオイル。
通常のオリーブオイルとは成分も異なるため、IOC規定では「オリーブオイル」と表示してはいけないものとして扱われています(基本的に工業用であり、食用油ではない)。
ただ、例外として酸度を0.3%以下にした場合、その国の基準をクリアしていれば食用として販売可能です。
このように、オリーブポマースオイルも食用としてちゃんと認められていれば、料理に使っても全く問題ありません。
むしろ、完全に悪なのは「エクストラバージンオリーブオイルと装ってピュアオリーブオイルとエクストラバージンオリーブオイル混ぜたオリーブオイルを販売している業者」と「JAS法」です。
この辺の基準をもっと明確にしていれば、購入する側も安心できると思います。
商品を偽って販売するのは良くない!
【偽物にご用心!】本物のエクストラバージンオリーブオイルの選び方3つのポイント
ここに書かれている選び方を実践すれば、必ず本物のエクストラバージンオリーブオイルを見つけられます。
「JOOP」や「JOOTA AWARDS」などのコンクール受賞歴のあるオリーブオイルを選ぶ
オリーブオイルには様々な認定マークがあります。
IOC | スペインに本部を置く国際オリーブ協会。世界のオリーブ生産国のほぼ総て(97%)が属する唯一の世界的機関。 |
JOA | 独自にIOCに加入しているため、基準はIOCと同様。 |
IGP | Indicazione Geografica Protetta(保護指定地域表示あるいは地理的表示保護と訳される)の略語。州のようなやや広い地域の特産品であることを証明します。DOPと比較すると若干基準がゆるいです。 |
DOP | Denominazione di Origine Protetta(保護指定原産地表示あるいは原産地名称保護)の略語。狭い町や村の特産品であることを証明します。 |
EUオーガニック認証 | EUの政策執行機関「欧州委員会」が制定するオーガニックの規則に則って生産・加工されたものであることを証明します。スーパーでもよく見かけます。 |
有機JASマーク | 農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料、畜産物及び藻類に付けられています。 |
取り敢えず、上記表で紹介されている認証マークが付いてるオリーブオイルであれば、それなりに品質は保証されているため、安心して買っても大丈夫だと思います。
ただ、上記規格は必ずしも“絶対的な品質が保証される”というわけではありません。
というのも、IOCはじめIGPやDOPなどはあくまで生産者側の団体であり、生産者以外の第三者によるチェックは全く働いていません。
つまり、生産者が自分で作ったものを生産者側のみの判断で良し悪しを決めていたということです。
政府認証の場合も一応公的機関ではあるものの、“オリーブオイル生産国の政府”という意味では、公平性に欠けると言えるかもしれません。
もちろん“絶対”というわけじゃなく、中には優秀なエクストラバージンオリーブオイルもあると思います。
後、これはあくまで個人的な感想なのですが、とある団体の場合「これが本当にエクストラバージンオリーブオイルなのか?」っていう製品も認証されているのであまり信用していません。
まぁ実際この団体はあくまでデータでのみオリーブオイルの純粋性を示しているだけで、官能検査は一切やっていませんから。
「純粋なオリーブオイルか否か」としては信用できますが、「味や香り」については少々疑問に思うところがあります。
なので、個人的にはJOAが主催をしているJOOPなどの世界的に有名なオリーブオイルのコンテストで受賞歴があるオリーブオイルをオススメしたいです。
JOOP(Japan Olive Oil Prize)国際オリーブオイルコンクールでは、世界的に権威のあるオリーブオイルのソムリエや学者が厳正に審査しているとのこと。
そのため、先程挙げた団体の中では1番信頼性の高いオリーブオイルだと個人的には思っています。
ただ、JOOPなどのコンクール受賞歴のあるオリーブオイルはどれも希少で、生産量はごくわずか。
スーパーはもちろんのことAmazonなどのネット通販でも中々見つけられないのが大きなデメリット。
そこでもう1つオススメしたいのが、東京国際エクストラヴァージンオリーブオイルコンペティション(JOOTA AWARDS)。
有名どころのオリーブオイルが選ばれることが多く、Amazonでも比較的入手しやすいです。
品質についてはJOOPと同じく、世界的に著名で優秀な品質評価のプロが審査員をしているため、十分信頼に足ると思います。
本物を選びたいなら、何かしら受賞歴のあるオリーブオイルを選ぼう!
直射日光に強い黒色のビンに入ったオリーブオイルを選ぶ
オリーブオイルは「温度変化」「光」「空気」に弱いです。
そのため、透明のビンだと光を通してしまい、酸化のスピードが早く風味がすぐ消し飛びます。
それと、ペットボトルなどのプラスチック容器についても酸素を通しやすいと言われていますね。
ただ、最近のペットボトルは遮光もされていて、風味が飛びにくく設計されていることもあるため、一概にダメとは言えません。
とはいえ、微妙な選択肢はなるべく排除した方が良いので、オリーブオイルを選ぶ時は黒色に近いビン入りのオリーブオイルを選んだほうが無難です。
もちろん、遮光されているビンとはいえ直射日光に対する弱さは変わらないため、常温かつ光が直接当たらない場所で保管しましょう。
ちなみに、私は入っている容器はビンでもペットボトルでも全く気にしません
プロのシェフが使っているオリーブオイルを選ぶ
食材の選び方を熟知しているプロのシェフが愛用しているオリーブオイルであれば、まず間違いないでしょう。
特に、イタリアンやフレンチのシェフだと、オリーブオイルのソムリエやテイスター資格を持っている方もいらっしゃいますから。
言ってしまえば、セルフ官能検査をして合格したオリーブオイルを使っているようなものです。
なので、美味しいオリーブオイルについては、ブログやYouTubeなどで料理動画を片っ端から検索していけばきっと見つけられるので、頑張って探してみてください。
とはいえ、人によって好みの差はありますから、プロが選んでいるとはいえ最終的には自分自身の舌で判断するしかありません。
コンクール受賞歴とかプロが使ってるとかよりも、自分の舌に合ったオリーブオイルを選ぶ方が大切!
一応「プロが愛用しているオリーブオイルを知りたい」という方のために、プロのシェフが愛用しているオリーブオイルのまとめ記事を書きました。
興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
【品質に間違いない】オススメのエクストラバージンオリーブオイル7選
今回エクストラバージンオリーブオイルを選ぶうえで、実際に自分で使用したオイル含め、プロのシェフやソムリエの動画や記事も参考にしてみました。
参考にしたプロのシェフやソムリエの動画や記事は記事の最後に載せているので、良かったらそちらも参考にしてみてください。
後、オリーブオイルを選ぶ際は「大まかな味」についても知っておくと、自分好みにオリーブオイルに出会えるかもしれません。
言い方は色々ありますが、オリーブオイルには大きくわけて3つの味に部類されます。
「Robustまたはスパイシー(クセ強め)」
「ミディアム(平均的)」
「Delicateまたはマイルド(クセ弱め)」
料理ごとに使い分けたり、単純に自分の舌に合いそうなオリーブオイルを選んでみてください。
例えば、プロのシェフだとこのように使い分けているみたいです。
「料理の仕上げに強めのアクセントを加えたいならスパイシー」
「オリーブオイルを主体とした料理ならマイルド」
まぁ家庭で使う分には特に使い分けなくて良いとは思いますが、料理好きの方は味の違いも気にしてみると良いかもしれません。
【手軽に購入できる中で1番】BOSCOシリーズ エキストラバージンオリーブオイル
※228g~684gがビン入りで、それ以外はペットボトル入りとなっています。
普通のBOSCOよりもよりスパイシーで肉料理などにオススメ▼
有機農法で育てられたオリーブのみ使われていて、フルーティで豊潤な味わいが特徴▼
程よい辛味とフレッシュな香りが心地よいオリーブオイル。
スーパーで手軽に購入できるのが大きなメリット。
公式サイトを見る限りでは品質に問題なさそうですし、オリーブオイルソムリエの方もBOSCOシリーズのオリーブオイルをオススメしていたので間違いないかと。
BOSCOのオリーブオイルには色々種類があって、普通のヤツはイタリアとギリシャのオリーブオイルを混ぜて作られたものです。
他にも原産国イタリアのみに厳選した「プレミアムエキストラバージンオリーブオイル」や、農薬や化学的肥料を使わずに大切に育てた「オーガニックエキストラバージン オリーブオイル」などもあります。
後、個人的にはBOSCOの公式サイトの説明に惹かれました。
BOSCO公式サイト:http://www.bosco-olive.com/feature/index.php
公式サイトでは、BOSCOのオリーブオイルについての魅力も詳しく書かれています。
特に、個人的にはオリーブオイルの製造工程や選び方について丁寧に解説されているのが、非常に交換が持てました。
正直、これだけオリーブオイルについて丁寧に解説しているにもかかわらず、中身が偽物だったら何を信じれば良いのか分かりません。
私はBOSCOのオリーブオイルを信じています!
【多くのイタリアンシェフが愛用】バルベーラ ロレンツォシリーズ
スパイシーな香りが特徴で肉料理に最適のロレンツォNo1▼
まろやかで辛味もほどほど、どんな料理にも合う万能タイプなロレンツォNo3▼
種を取って実と皮のみを搾油したマイルドで優しい味わいのロレンツォNo5▼
「プロのシェフも使っている本格的なオリーブオイルを使いたいな」って方にオススメなのが、バルベーラ社のロレンツォ。
1894年創業と歴史があり、1900年のパリ万博、1904年のアメリカ・セントルイス万国博覧会で金賞を受賞したことを皮切りにロレンツォの名前が広がり、多くのシェフが愛用するオリーブオイルとなりました。
もちろん直近でも受賞歴があり、2020年JOOTA AWARDS優秀賞(ロレンツォNo.3)や、2018年JOOP金賞(ロレンツォNo.3)など、他にも様々な賞を受賞しています。
自社畑から原則手摘みで収穫したオリーブを自社の工場で搾油しているため酸度が低く、旨みの詰まった緑色のオリーブの実のみを使用しているため、とにかく品質が高いです。
高品質なぶん値段もそれなりにしますが「まだ美味しいオリーブオイルに出会ったことがない」という方は、ロレンツォで本物のオリーブオイルの感動を体験してみましょう!
特に、今まで1,000円以下のオリーブオイルしか使ったことがないって方だと、その美味しさに度肝を抜かれるかもしれません。
ロレンツォについてはモンテ物産の公式ページを参考にしみてください▼
初めてロレンツォを購入する方は、バランスの良いNo.3か、香りの強いNo.5がオススメ!
使用していたプロのシェフ▼
【オリーブオイルの真実】ピュアオイルは?料理人目線のオリーブオイルの捉え方
【モナコ王室ご用達】有機オリーブオイル Centonze(チェントンツェ)
モナコ宮殿料理長を務め、世界中の国家元首・王室の専属シェフが集う非営利組織「Le Club des Chefs des Chefs」会長を兼任する、ガルシアシェフが推薦している高級オリーブオイル。
強めのスパイシーな香りが特徴的で、肉料理はもちろんのこと、ペペロンチーノに一回しかけるとより一層高級感が増して好きです。
味は早摘みトマトの爽やかさとアーモンドの深みを感じるような絶妙なバランス。
フレッシュな香りを楽しむために、料理の最後の仕上げに最適なオリーブオイルです。
プロのシェフはもちろんのこと、モナコ王室ご用達ということもあって、信頼性は抜群に高いと思います。
価格も比較的良心的でスーパーにも置いてある場合が多いため、個人的にかなりオススメ。
使用していたプロのシェフ▼
イタリアンの巨匠が教える【究極のペペロンチーノ】の作り方 / 「アル・ケッチァーノ」奥田政行
Castillo de Canena(カスティージョ・デ・カネナ) ファミリーレゼルブ ピクアル種
YouTubeでも大人気!Regaloの小倉知巳シェフが使用しているオリーブオイル。
フルーティーながらスパイシーな味わいが特徴のピクアル種を使用したオリーブオイルです。
使用していたプロのシェフ▼
1つ星イタリアン店の「イカスミのリゾット」【イタリアンプロ養成講座 vol.52】
【2022年JOOP最優秀賞受賞】パルケオリーヴァ セリエオロ エキストラヴァージンオリーブオイル
『パルケオリーヴァ セリエオロ エキストラヴァージンオリーブオイル』は2017年にJOOPの金賞、2022年には最優秀賞を受賞したオリーブオイルで、それ以外にも何十個も賞を受賞しているめちゃくちゃ凄いオリーブオイル。
D.O.P PRIEGO DE CÓRDOBA(スペイン・コルドバ・原産地呼称認定)認定もされているため、品質については申し分ありません。
香り高く甘みのあるピクード種と、青リンゴや積みたてのハーブの香りのするオヒブランカ種のオリーブを使用しているため、フルーティ、苦み、辛みのバランスのとれた(ミディアム)オリーブオイルです。
【料理王国100選認定】エキストラバージン オリーブオイル ICONO
ミシュランガイド東京2つ星を獲得しているフランス料理店Restaurant Ryuzuのオーナーである飯塚隆太シェフが愛用しているオリーブオイル。
料理王国100選2019に認定されたり、2013年のラテンアメリカ・オリーブオイルコンテストで金賞受賞、イタリアのSol DOroやLeone D
Oloなど、いくつか受賞歴もあります。
原産国はチリで、フルーティ―は熟したオリーブならではのナッツのような香りと深みがありまろやか。
スパイシーは早摘みならではの青々しさとポリフェノールが豊富でピリッとした辛味が特徴的。
初めてアイコノを購入する方は、香りの強い「FRUITY」がオススメ!
【四季を感じられる】オリーブハートクラブ
オリーブハートクラブは3ヶ月に1度、季節に合った旬のオリーブオイルを届けてくれるオリーブオイルのサブスクリプションサービスです。
定期的に届くそれぞれのオリーブオイルには日本の旬の食材に最適な香りと重さがあり「春のフレッシュさ」「夏のすがすがしさ」「秋のまろやかさ」「冬の濃厚さ」を食材とともに感じられます。
日本の旬の食材に合わせてオリーブオイルの風味を変えているとのこと
使い方としては、フレッシュな香りを楽しむために料理の最後の仕上げに回しかけるのがオススメで、特に日本の旬の食材と合わせるのが最適。
また、オリーブハートのオリーブオイルは生でかけられるほどフレッシュで美味しく、完熟していない若くて青い果実だけを10時間以内に搾油しているため、ポリフェノールが豊富で健康にも良いです。
品質に関しても問題なく、生産者・畑・搾油所・品種まで明確に記載されているため、安心安全のエクストラバージンオリーブオイルと言って良いでしょう。
市場には中々出回らない四季を感じさせてくれる希少なオリーブオイルを味わえるので、興味のある方は公式サイトを覗いてみてください。
特に「料理が好きな人」「健康に気をつけたい人」にオススメ!
様々な人の意見を参考に自分に合ったオリーブオイルを見つけてみよう!
ということで、本物のエクストラバージンオリーブオイルの選び方については以上になります。
選び方についてまとめるとこんな感じ。
- 「JOOP」や「JOOTA AWARDS」などのコンクール受賞歴のあるオリーブオイルを選ぶ
- 直射日光に強い黒色のビンに入ったオリーブオイルを選ぶ
- プロのシェフが使っているオリーブオイルを選ぶ
ほとんど他人任せな選び方ではあるものの、少なくともこの選び方であれば、ハズレのオリーブオイルに当たることはないはずです。
後、ついでに紹介したオリーブオイルは、プロのシェフが使用していたり、オリーブオイルのコンクールで受賞歴のあるものだけを選びました。
なので「スーパーでどのオリーブオイルを買うか迷ってしまう」という方は、ここで紹介したオリーブオイルを選んでおけば、まず間違いありません。
特に、オリーブハートクラブは定期購入となっているため、いちいち自分で選ばずに高品質なオリーブオイルを届けてくれるのでオススメです。
とはいえ、結局のところは好みの問題。
場合によっては「今回紹介したオリーブオイルがどれも口に合わない」なんてことも十分ありえます。
そのため、この記事はあくまで参考程度にして、最後は自分自身で自分の舌に合ったオリーブオイルを選んでみてください。
参考WEB▼
オリーブオイルの種類【湘南・鎌倉】オリーブオイル ラ・スペランツァ
参考動画▼
【オリーブオイルの真実】ピュアオイルは?料理人目線のオリーブオイルの捉え方