永谷園のパキットは美味しい?実際に食べてみた【レビュー】

『パキット』は永谷園から発売されているレトルトのパスタソース。

パスタを“パキッ”と折って、水を入れるだけで作れるという超画期的な商品。

永谷園といえば、お茶漬けとかお吸い物のイメージしかなく、全くの畑違いであるパスタソースは「本当に美味しいのか?」めっちゃくちゃ疑っています。

ちなみに、私はニコニコ超会議のゲーム実況者 超大集合 2024というイベントで、初めて『パキット』の存在を知りました(ステージ協賛が永谷園)。

ということで、この記事では、実際に永谷園のパキットをいくつか買ってみて、実際に食べた正直な感想を共有します。

「パキットに興味はあるが、本当に美味しいのか心配」

「パキットがどのような味なのか気になる」

といった方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

ちなみに、筆者のライザーは料理素人ではあるものの、このブログを運営している程度にはパスタ料理が大好きです。

本格的なイタリア料理店でプロの味にも触れていますし、コンビニ・レトルト・冷凍パスタも購入しますし、自分でもパスタ料理を作ります。

あくまで個人の感想ではありますが、参考にしていただければ幸いです。

早ゆでパスタなら蒸らしなしで調理可能(太さ1.4~1.7mm推奨)▼

永谷園のパキットは安い?調理はカンタン?実際に確かめてみた

今回は、他社と比較して味の違いがハッキリと分かる『ボロネーゼ』を購入してみました。

価格はちょい高めだが、気になるほどではない

価格は他社と比較して気持ち高めで、パキットのボロネーゼは1袋300円オーバーでした(2024年ヨドバシ調べ)。

ただ、パスタも一緒に調理できると考えれば、そこまで高くないように感じます。

調理はカンタンだが、時間がかかる

パキットの調理は超カンタン。

袋開けてパスタ100gと水160mlを入れて、電子レンジで表記通りの時間チンするだけ。

ただ、調理時間は、レンジで600W・6分30秒、蒸らし時間・6分30秒の合計:13分。

そのため、調理時間自体は冷凍パスタの方が全然早いです。

「パスタや水を量るのが面倒」という方は、キッチンスケールがオススメ。

パキットをキッチンスケールに乗せた状態で水を注ぐことで、正確に水の量を測定できます。

スマホのタイマーでも問題ありませんが、キッチンタイマーもあると便利です▼

シャバシャバはグルグルで解決

口コミには汁気が多くてシャバいと書かれていますしたが、ちゃんと公式通り調理すれば全く問題ありません。

ちなみに、13分経過した際のパスタはこんな感じでかなり汁気が多かったです。

なので、フォークでグルグルと20回程度かき混ぜて乳化(厳密には乳化ではない)。

乳化させることで、汁気はほとんど無くなり、完全に“ソース”となりました。

谷園のパキットは美味しい?実際に食べてみた【レビュー】

推奨されていませんが、袋から出さなくても食べられます。

ということで、実際にパキットのボロネーゼを食べてみました。

パスタはテフロンダイスの『ブルネッラ スパゲッティ No.7(1.7mm)』を使っています。

調理はレンジで600W・6分30秒、蒸らし時間・6分30秒で行っています。

結論を先に言ってしまうと、かなりボロネーゼに近い味で、個人的にはレトルトでこのクオリティならボロネーゼでも良いかなぁレベル。

肉の量はやや少なめではあるものの、赤ワインの深み、セロリをはじめとした野菜やハーブ、肉の香りや旨味が効いたソースで普通に美味しかったです。

パスタは、芯が残らずしっかりと茹でられていて、食感は若干柔らかな仕上がりで、小麦の風味が強め。

ただ、水から茹でたせいかコシが弱く、博多豚骨ラーメンの硬めを食べた時の“ねちょっと感”が残っているような印象。

とはいえ、パスタの茹で加減は人によって許容範囲が異なるので、小麦感が好きな人は美味しく感じるかもしれません。

小麦の風味は、冷凍パスタでは味わえない大きなメリット!

もしかしたら、早ゆでのパスタであれば、もっと美味しく仕上がるかもしれません。

パキットのソースは美味しいが、調理に時間がかかる

実際に永谷園のパキットを食べてみましたが、味についてはレトルトとしてのクオリティはちょい高め。

肉の量は若干少なめではあるものの、赤ワインの深み、セロリをはじめとした野菜やハーブ、肉の香りや旨味。

青の洞窟シリーズには及ばないものの、ボロネーゼソースとしては上位に食い込める美味しさだと思いました。

調理は水を注いでレンチンするだけなので、簡単ではあるものの、通常のパスタだと調理に最低13分かかります。

パキットの調理にかかる時間は、レンジで600W・6分30秒、蒸らし時間・6分30秒の合計:13分。

そのため、調理時間自体は冷凍パスタの方が全然早いです。

※早ゆでパスタであれば、蒸らし時間は不要です。

麺の仕上がりも、良くも悪くも電子レンジ調理。

冷凍では味わえない小麦感やモチっとした食感はあるものの、水から調理しているせいで麺のコシが弱いです。

また、パキットの場合はパスタを1つずつレンジで温める必要があるため、大量調理には向いてません。

ということで、個人的には次のような方々に、特に適していると思っています。

「一人暮らしで、パスタ料理の準備が面倒」

「手軽に美味しいパスタを楽しみたい」

「パスタソースを買いだめしたい(消費期限1年以上はあります)」

これらのニーズに応えるため、永谷園のパキットは非常にオススメです。

早ゆでパスタなら蒸らしなしで調理可能(太さ1.4~1.7mm推奨)▼