この記事では、プロのシェフや人気チェーン店が使用しているオススメのブロンズダイスのパスタ(スパゲッティ)をまとめてみました。
また、一部パスタメーカーは筆者のライザーも使用経験があるため、実際に食べた感想やオススメの使い方についても記載しています。
「色々なメーカーのパスタを試してみたい」
「美味しいパスタが食べたい」
「プロが使っているパスタメーカーについて知りたい」
といった方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
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ブロンズダイスパスタとは?

ブロンズダイスとは、青銅製の金型でパスタを成形する製法です。
表面に細かな凹凸が生まれるため、ソースが絡みやすく、小麦の香りや旨味をしっかり楽しめます。
近年はイタリアの高級レストランやミシュラン掲載店でも広く採用されており、本格的なパスタを楽しみたい方に人気があります。
その反面、テフロンダイスと比べると茹で加減がシビアな製品も少なくありません。
テフロンダイスとの違いを詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

プロも愛用するテフロンダイス製法の代表的なパスタ
ブロンズダイス製法を使用しているパスタメーカーをいくつか紹介していきます。
【スーパーで手に入りやすいブロンズダイスパスタ】ディ・チェコ
そうめんのような食感が楽しめるカッペリーニ▼
ディ・チェコは1886年にイタリア中部アブルッツォ地方の小さな町ファーラ・サン・マルティーノにおいて設立されたパスタブランドで、世界シェアは6位。
ブロンズダイスのパスタ特有の小麦の香りと旨味をしっかりと感じられるのが特徴。
クリーム系やチーズ系のパスタよりもトマト系のシンプルなソースに最適と言われています。
茹で時間がかなりシビアで、アルデンテ感を楽しみたい場合はかなり早めに茹で上げるのがコツです。
袋の表記通り茹でると結構柔らかくなってしまい、もちゃもちゃとした食感になるので注意してください
私はよく0.9mmや1.4mmのパスタを使って冷製パスタを作りますが、これがめちゃくちゃ美味しいです。
ちなみに、0.9mmだとそうめんのような食感、1.4mmだとモチモチ食感を楽しめます。
夏の時期には最高の料理なので、ぜひ試してみてください!

冷製パスタの詳細はコチラの動画を参考にしてみてください▼
ミシュラン1つ星イタリアン店の「トラパニ風 冷製フェデリーニ」【イタリアンプロ養成講座 vol.36】
冷製パスタの作り方は下記記事で紹介しているので、良かったら参考にしてください▼

【モチモチとした食感が特徴的】ヴォイエッロ
ヴォイエッロは1879年カンパーニア州ナポリで創業したパスタメーカー。
幻のパスタと言われナポリの貴族の間で愛好されていて、他のブロンズダイス製法のパスタよりも強いモチモチとした食感を楽しめるのが特徴です。
一瞬生パスタかと錯覚してしまうくらいモチモチ
麺自体の主張が結構強いため、重めのクリームソースやチーズソース、濃厚なトマト系(特にプッタネスカ)のパスタにオススメ。
後、本場のナポリとは全く関係ないナポリタンも美味しく作れます。
逆に、軽めのソースだとソース側が負けてしまう場合があるので注意(もちろん好みの問題)。
使用しているシェフの動画▼
リストランテアキタ
【コスパが高く、味も最高】ダルクオーレ
ダルクオーレは『パスタ発祥の地』カンパーニャ州グラニャーノで、1820年頃に創立した老舗パスタメーカー。
風味が強くプロテインを多く含むパスタとなっているとのこと。
ただし、ダルクオーレ1.4mmに限らず、ブロンズダイスの細麺はアルデンテ(最高に美味しい時間)がとても短いです。
ささっと作ってすぐ食べないと全然美味しくなくなってしまうので注意!
使用しているシェフの動画▼
【最高のペペロンチーノ】一つ星シェフが教えるフライパン1つで作る乳化で失敗しないアーリオ・オーリオの作り方
【小麦の香りが最高】ガロファロ
ガロファロは1789年、パスタの聖地とも呼ばれている南イタリアグラニャーノで創業したパスタメーカー。
アルデンテ感も程よく残り、小麦感もしっかりと感じられて非常にバランスの良いパスタです。
シンプルなオイルベースと合わせて、パスタの小麦感を楽しむのが個人的にベスト。
とはいえ、基本的にトマトソースやクリームソースなど、どのパスタソースにも合います。
ただ、茹で時間が結構シビアなため、初めてガロファロを使う時は適度に味見をして、自分の好みより気持ち硬めで茹であげましょう。
1.7mmであればアルデンテの持続時間も長いので、大量調理にも向いています
小さいスーパーではあまり見かけませんが、イオンやコストコなどの大きめのショッピングセンターでは販売してるかと。
また、Amazonでもスーパーと同価格で販売されているので、ネットで購入するのもアリです。
使用しているシェフの動画▼
小倉知巳のイタリアンプロ養成講座
【アルデンテの持続時間が長め】RUMMO(ルンモ)
RUMMO(ルンモ)は、1846年創業のイタリアの老舗パスタメーカーです。
本場イタリアで高く評価されており、2011年には「Made in Italy」の優れた製品としてPremio Leonardo賞を受賞しています。
もちろん、本場イタリアのレストランでも広く愛用されているとのこと。
特徴としては、厳選されたデュラム小麦を使用し、ブロンズダイスのパスタでありながら独自の製法でアルデンテの食感を長く保つことができる点が挙げられます。
公式サイト:https://www.saisonfactory.co.jp/rummo/
使用しているシェフの動画▼
Denis Prokopyev
【テフロンダイスに近い食感】eatime パスタ発祥の地でつくられた本格スパゲッティーニ


eatime(U.S.M.Holdingsのブランド)はマルエツやマックスバリュで買えるパスタですね。
日本の企業が販売しているパスタでありながら、イタリアの産地や製法、品質を保証するIGPに認証された本格パスタ(青と黄色のマーク)。
実際に食べてみましたが、テフロンダイスのパスタでありながらディチェコほど茹で時間がシビアでないので、かなり作りやすかったです。
食感はモチモチ感はそこまで強くなく、テフロンダイスのようなコシがあり、食感の持続時間も長めに感じました。
小麦の香りもふわっと香ってきます。


残念ながらネットでは販売しておらず、価格もバリラやディ・チェコなど他社製パスタと比較してやや高め。
ですが、味自体は中々良い感じのパスタだと思いました。
【高級感ある小麦の香りが楽しめる】デルヴェルデ
デルヴェルデは1967年にブルッツオ地方のファーラ・サン・マルティーノで創業したイタリアの高級パスタメーカー。
比較的歴史の浅い企業ではありますが、ヴェルデの天然水、最高級デュラム小麦、低温乾燥ブロンズダイスが作るアブルッツオ地方の伝統的なパスタは高く評価されています。
ブロンズダイスのパスタでありながら、ディヴェッラ並のアルデンテ感とガロファロ以上に香りがよく、袋を空けた時の小麦の香りが最高です。
パスタもブロンズダイスの割には伸びにくく、アルデンテの状態も維持しやすいのもポイント。
小麦の香りを楽しみたいため、スパゲッティの場合はシンプルなソースと和えるのがオススメ。
ちなみに、私はデルヴェルデのほうれん草が練り込まれたタリアテッレを好んで購入しています。


見た目の緑が鮮やかで、生クリームとバターを使った真っ白なクリームソースとの相性が最高。
具材はほうれん草とかベーコン、生ハム、クルミ、マッシュルームなどがオススメ。


スパゲッティではないのですが、興味のある方はぜひ試してみてください。
【本場イタリアンシェフも愛用する最高級パスタ】マンチーニ
マンチーニはイタリアマルケ州にある比較的小規模のパスタメーカーで、本場イタリアのシェフが愛する高級パスタブランド。
値段は市販されてるパスタの約3倍。
原料のデュラム小麦の生産からパスタ製造まで一貫してやっているとのことで、とことん素材にこだわり抜いているとのこと。
小麦の香りをもちろんのこと、他のパスタとはちょっと違った特別な味(小麦の甘み?)がするんですよね。
そのため、茹でてオリーブオイルをそのままかけるだけでも美味しく仕上がります。
後、パスタ自体の味を活かしたいので、シンプルなパスタソースがオススメ。
例えば、飴色玉ねぎとアンチョビのパスタは、マンチーニとの相性は最高でした。


スーパーで見かけたことはありませんが、1度は体験してもらいたいパスタです
ちなみに、私はAmazonで1.8や2.2mmといった太めのスパゲッティや、日本のスーパーでは見かけない特殊なパスタ(メッツェマニケやキタッラなど)を購入しています。
まぁ値段が高いのでたまにしか買いませんが・・・


使用しているシェフの動画▼
【トマトパスタ】モンテ物産お勧め食材!theシンプルトマトソース
【古代種を使用したオーガニックパスタ】フェリチェッティ モノグラーノ
2個入りでお得▼
フェリチェッティは1908年創立の老舗パスタメーカー。
世界自然遺産にも登録されているイタリア最北のトレンティーノ=アルト・アディジェ州プレダッツォにパスタ工房を持っています。
日本ではほとんど聞き馴染みがないパスタメーカーだと思いますが、品質は全世界のパスタメーカーでも1、2を争うほど素晴らしいメーカーです。
実際、フェリチェッティのモノグラーノシリーズは、海外の高級食料品店や百貨店、ミシュランの星付きレストランで取り扱われています。
そして最大の特徴は農薬を一切使っていない古代種(遺伝子操作や品種改良をしていない小麦の原種)でパスタを作っているという点。
古代種は“健康のために品種改良や遺伝子操作された小麦を止める”という本当の意味で「グルテンフリー」なので、健康に気を使う方には最適のパスタです
「世界に2%も出回っていない」と言われている貴重な古代種の小麦から作られたパスタは、他のパスタとは一味も二味も異なります。
もちろん小麦はイタリア国産で、トレンティーノ=アルト・アディジェ州で生産された小麦のみ使っているとのこと。
価格は高めではありますが、興味のある方はぜひ試してみてください。
使用している店▼
BVLGARI Il Ristorante(シュラン・ガイド2016東京 – 1つ星)
Osteria Francescana(ミシュラン・ガイド2015 – 3つ星)
AlpiNN Food Space & Restaurant(ミシュラン・ガイド掲載店。ミシュラン・ガイド3つ星『Atelier Moessmer Norbert Niederkofler』の系列店)
Chef Ropia料理人の世界
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ブロンズダイスパスタ選びで迷ったらディ・チェコかガロファロがおすすめ
ここまでプロのシェフや人気チェーン店でも使用されているブロンズダイス製法のパスタを紹介してきました。
ブロンズダイスパスタの魅力は、何といっても小麦の香りや旨味をしっかりと感じられること。
そして、表面のザラつきによってソースが絡みやすく、パスタそのものの美味しさを楽しめる点にあります。
個人的に初めてブロンズダイスパスタを試すのであれば、ネットやスーパーでも比較的入手しやすいディ・チェコとガロファロがオススメです。
ディ・チェコは価格と品質のバランスが非常に良く、冷製パスタからトマトソースまで幅広く活躍します。
一方のガロファロは小麦の香りとアルデンテ感のバランスが素晴らしく、ブロンズダイスパスタらしい美味しさを存分に味わえます。
また、「せっかくなら最高級のパスタを体験してみたい」という方には、間違いなくマンチーニがオススメです。
価格は高めですが、小麦の香りや甘み、食感の奥深さは別格。
シンプルなオイル系パスタでも十分に感動できるレベルの美味しさです。
まとめ
今回は、プロのシェフや人気チェーン店でも使用されている、おすすめのブロンズダイス製法のスパゲッティ乾麺を紹介しました。
ブロンズダイスパスタはメーカーによって食感や小麦の香りが大きく異なるため、同じレシピでも使用するパスタによって仕上がりが大きく変わります。
今回紹介したパスタを簡単にまとめると以下の通りです。
- ディ・チェコ:スーパーでも買いやすい定番のブロンズダイスパスタ
- ヴォイエッロ:生パスタのような強いモチモチ食感が魅力
- ダルクオーレ:本場イタリアでも評価の高い実力派
- ガロファロ:小麦の香りとコスパのバランスが非常に優秀
- ルンモ:アルデンテ感が長持ちし調理しやすい
- eatime:初心者でも扱いやすい国産販売の本格派パスタ
- デルヴェルデ:香り豊かで高級感のある味わい
- マンチーニ:本場のシェフも愛用する最高級クラスのパスタ
- フェリチェッティ モノグラーノ:古代種小麦を使用した特別なパスタ
個人的なオススメを挙げるなら、
- 手頃な価格で選ぶなら ディ・チェコ
- 小麦の香りと完成度で選ぶなら ガロファロ
- 本当に特別な一皿を作りたいなら マンチーニ
上記3つのパスタですね。
普段使いのパスタから特別な日のパスタまで、ぜひ色々なメーカーを食べ比べて自分好みの一本を見つけてみてください。
パスタソースだけでなく、乾麺そのものにこだわることで、お店のような本格的な味わいを自宅でも再現できるはずです。
テフロンダイスも含めて総合的に美味しいパスタを探している方は、下記記事がオススメです。






















