【プロも愛用】本物のエクストラバージンオリーブオイル12選

「種類が多すぎてどのエクストラバージンオリーブオイル選べば良いのか分からない」

「健康に良いエクストラバージンオリーブオイルを探している」

「美味しいオリーブオイルで美味しい料理を作りたい」

といった方のために、この記事ではオススメのエクストラバージンオリーブオイルについて、筆者のライザーが紹介していきます。

また、紹介するにあたって、実際に自分で使用したオイル含め、プロのシェフとソムリエの動画や記事を参考にしました。

「オリーブオイルは偽物が混在していて自分自身で選ぶのが難しい」と言われていますが、少なくともプロのシェフやソムリエが実際に使っているオリーブオイルであれば、品質においてかなり信頼性は高いと思います。

きっと役に立つはずなので「オリーブオイル選びで困っている」という方はぜひこの記事を参考にしみてください。

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【品質に間違いなし】本物のエクストラバージンオリーブオイル10選

今回エクストラバージンオリーブオイルを選ぶうえで参考にしたプロのシェフやソムリエの動画や記事は、見出しごとに貼ってあります。

良かったらそちらも参考にしてみてください。

後、オリーブオイルの種類には、味や香りの強さによって以下のような表現が使われます。

  • Robustまたはスパイシー(クセ強め):苦みや辛味が際立っている。
  • ミディアム(平均的):辛味や風味のバランスがよく、どの料理にも合わせやすい。
  • Delicateまたはマイルド(クセ弱め):辛味や苦みが控えめで、香りが前面に出ている。

これらの表現は、オリーブオイルを選ぶ際の指標となり、料理の風味を引き立てるために役立ちます。

ただ、料理ごとにオリーブオイルを変えるのは、金銭的にも消費するのも結構キツいです。

なので、取り敢えず「自分の舌に合いそうなオリーブオイル」を1本買ってみるだけで良いと思います。

【多くのイタリアンシェフが愛用】バルベーラ ロレンツォシリーズ

スパイシーな香りが特徴で肉料理に最適のロレンツォNo1↓

まろやかで辛味もほどほど、どんな料理にも合う万能タイプなロレンツォNo3↓

種を取って実と皮のみを搾油したマイルドで優しい味わいのロレンツォNo5↓

「プロのシェフも使っている本格的なオリーブオイルを使いたいな」って方にオススメなのが、バルベーラ社のロレンツォ。

1894年創業と歴史があり、1900年のパリ万博、1904年のアメリカ・セントルイス万国博覧会で金賞を受賞したことを皮切りにロレンツォの名前が広がり、多くのシェフが愛用するオリーブオイルとなりました。

もちろん直近でも受賞歴があり、2020年JOOTA AWARDS優秀賞(ロレンツォNo.3)や、2018年JOOP金賞(ロレンツォNo.3)など、他にも様々な賞を受賞しています。

品質についても文句の付けどころがありません。

ロレンツォのオリーブオイルは、自社畑からオリーブを原則手摘みで収穫。

酸度が低く、旨みの詰まった緑色のオリーブの実のみを厳選して、自社の工場で搾油。

とにかく、徹底した品質管理がされています。

高品質なぶん値段もそれなりにしますが「まだ美味しいオリーブオイルに出会ったことがない」という方は、ロレンツォで本物のオリーブオイルの感動を体験してみましょう!

特に「今まで1,000円以下のオリーブオイルしか使ったことがない」という方であれば、その香りと美味しさに度肝を抜かれるかもしれません。

ロレンツォについては詳しく知りたい方はモンテ物産の公式ページを参考にしみてください▼

ただ、1つだけ補足しておくと、バルベーラ ロレンツォのNo.1は『スパイシー』ではあるものの、強烈に辛くはありません(オリーブオイル全体で見たら多分マイルド)。

個人的な主観ではありますが、単純に“喉を刺激するような辛さ”という意味では、スーパーで売ってるBOSCOのオリーブオイルの方が辛いと思いました。

もちろん、香りの豊かさはロレンツォの方があるので、香り豊かかつちょっとのスパイシーさが欲しいって方は、ロレンツォのNo.1で間違いないかと。

使用していたプロのシェフ▼
【オリーブオイルの真実】ピュアオイルは?料理人目線のオリーブオイルの捉え方/ファビオ飯 /イタリア料理人の世界

シェフが出しているレシピ本▼

【モナコ王室ご用達】有機オリーブオイル Centonze

Centonze(チェントンツェ)は、モナコ宮殿料理長を務め、世界中の国家元首・王室の専属シェフが集う非営利組織「Le Club des Chefs des Chefs」会長を兼任する、ガルシアシェフが推薦している高級オリーブオイル。

強めのスパイシーな香りが特徴的で、肉料理はもちろんのこと、ペペロンチーノに一回しかけるとより一層高級感が増します。

味は早摘みトマトの爽やかさとアーモンドの深みを感じるような絶妙なバランス。

フレッシュな香りを楽しむために、料理の最後の仕上げに最適なオリーブオイルです。

プロのシェフはもちろんのこと、モナコ王室ご用達ということもあって、信頼性は抜群に高いと思います。

価格はやや高めではあるものの、スーパーにも置いてある場合が多いので、個人的に割とオススメ。

使用していたプロのシェフ▼
イタリアンの巨匠が教える【究極のペペロンチーノ】の作り方 / 「アル・ケッチァーノ」奥田政行

【クセがなく、香りも控えめ】サルバーニョ オリーブオイル

サルバーニョ
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有機栽培のオリーブから絞られる、芳醇な香りとまろやかでクセのなさが特徴。

香りと味については、ここで紹介されている全てのオリーブオイルと比較してちょっと控えめ。

そのため、肉料理や魚料理はもちろんのこと、パスタやサラダ、刺し身にかけても楽しめる万能エクストラヴァージンオリーブオイル(マイルド)となっています。

使用していたプロのシェフ▼
【シェフのパスタ料理】全てのニンニク好きな方に捧げる!進化系ペペロンチーノをご紹介します!/日高良実のACQUAPAZZAチャンネル

シェフが出しているレシピ本▼

Castillo de Canena ファミリーレゼルブ ピクアル種

Castillo de Canena(カスティージョ・デ・カネナ)は、1つ星イタリアン店Regaloの小倉知巳シェフが使用しているオリーブオイル。

フルーティーながらスパイシーな味わいが特徴のピクアル種を使用したオリーブオイルです。

使用していたプロのシェフ▼
1つ星イタリアン店の「イカスミのリゾット」【イタリアンプロ養成講座 vol.52】/小倉知巳のイタリアンプロ養成講座

シェフが出しているレシピ本▼

KADOKAWA
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他にも様々なオリーブオイルを用途別に紹介しています(下記動画13:00~)▼

【2022年JOOP最優秀賞受賞】パルケオリーヴァ セリエオロ エキストラヴァージンオリーブオイル

アルマサラス・デ・ラ・スッベティカ
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‎『パルケオリーヴァ セリエオロ エキストラヴァージンオリーブオイル』は、2017年にJOOPの金賞、2022年には最優秀賞を受賞したオリーブオイル。

しかも、上記以外にも何十個も賞を受賞しているので、めちゃくちゃ凄いです。

JOOPはオリーブオイルの世界コンクールの1つで、世界トップレベルのEVOOテイスターが審査員として参加しているためかなり信頼できます

もちろん、品質についてもD.O.P PRIEGO DE CÓRDOBA(スペイン・コルドバ・原産地呼称認定)認定されているため問題ありません。

香り高く甘みのあるピクード種と、青リンゴや積みたてのハーブの香りのするオヒブランカ種のオリーブを使用。

フルーティ、苦み、辛みのバランスのとれた(ミディアム)オリーブオイルで、どの料理にも合わせられます。

【料理王国100選認定】エキストラバージン オリーブオイル ICONO

ミシュランガイド東京2つ星を獲得しているフランス料理店『Restaurant Ryuzu』のオーナーである飯塚隆太シェフが愛用しているオリーブオイル。

料理王国100選2019に認定、2013年のラテンアメリカ・オリーブオイルコンテストで金賞受賞、イタリアのSol DOroやLeone DOloなど、いくつか受賞歴もあります。

原産国は南米の細長い国チリ。

フルーティ―で熟したオリーブならではのナッツのような香りと深みがありまろやか。

私も色々なオリーブオイルを使ってきましたが、数あるオリーブオイルの中でもトップクラスで香りが強かったです。

それゆえに「良いオリーブオイルを使っている」感が味わえました。

ペペロンチーノはもちろんのこと、カプレーゼやフリッタータなど、どのような料理にも合うので個人的にかなりオススメです。

スパイシーは早摘みならではの青々しさとポリフェノールが豊富でピリッとした辛味が特徴的。

とはいえ、特別辛いわけではなく、どちらかと言えばマイルド寄りで香りもちょっと控えめ。

なので、ICONOのオリーブオイルを買うなら香り高いFRUITYで間違いないかと。

使用していたプロのシェフ▼
George ジョージ

【辛味と苦みの主張が強い】フードライナー アルドイノ エキストラヴァージン オリーブオイル フルクトゥス

セブン&アイ・ホールディングス系列のスーパーに置かれているオリーブオイル。

香りはもちろん良いのですが、それ以上に辛味と苦みの主張が強く、喉の奥にグッと残るような感覚があります。

味だけならボスコのオリーブオイルに近いかもしれません。

パスタ料理や肉料理の仕上げの一回しに最適なオリーブオイルです。

使用していたプロのシェフ▼
Chef Ropia料理人の世界

【クセがなく万人向け】フラントイア・エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル

安価な1000mlタイプもオススメ▼

ほのかに高級感のある芳醇でまろやかな香りが特徴。

全体的な香りは控えめではあるものの、逆にオリーブオイルがニガテな方でも美味しくいただけると思います。

使用していたプロのシェフ▼
SALONE2007 弓削啓太(パスタ・ワールド・チャンピオンシップ優勝)

シェフが出しているレシピ本▼

【爽やかでフレッシュな香り】プラネタ エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル

イタリア・シチリア島の名門ワイナリーが造るIGP認定のオリーブオイル。

フレッシュな香り軽やかな味わいでありながら、オリーブ特有のクセがなく、どの料理にも合わせやすいのが特徴です。

使用していたプロのシェフ▼
Chef Ropia料理人の世界

【南イタリアのオリーブオイル】テッレ・ディ・パンタレオ

使用していたプロのシェフ▼
マンダリン オリエンタル 東京【K’shiki】Chef Fulvio

マンダリン オリエンタル 東京【K’shiki】公式サイト

nakato ヴィラブランカ オーガニック エクストラバージンオリーブオイル

nakato(ナカトウ)VILLA BLANCA(ヴィラブランカ)は、世界最大のオリーブ生産地スペイン・アンダルシア地方のオーガニックオリーブオイル。

苦み、辛味、甘みのバランスが取れていて、フルーティでまろやかな風味が特徴。

値段が安価で手を出しやすいものの、ここで紹介しているオリーブオイルと比較すると香りはやや弱め。

とはいえ、オリーブオイル独特のクセが苦手な方であれば、このオリーブオイルはかなりオススメ。

使用していたプロのシェフ▼
川越シェフだよ。

アルカン ラウデミオEXVオリーブオイル

アルカン
¥4,860 (2024/08/17 00:13時点 | Amazon調べ)

使用していたプロのシェフ▼
銀座やまの辺

自分に合ったオリーブオイルを見つけてみよう!

ということで、プロのシェフが使っているものや、一流のソムリエが選んだ本物のエクストラバージンオリーブオイルをいくつか紹介してみました。

取り敢えずこの中から好きなエクストラヴァージンオリーブオイルを選べば間違いないかと。

ただし、プロのシェフやソムリエが愛用しているからといって、自分の好みに合うかは別問題。

オリーブオイルの味は最初にも軽く解説した通り、大きく分けて「スパイシー(クセ強め)」「ミディアム(平均的)」「マイルド(クセ弱め)」のように表現されます。

なので、自分の好みに合ったオリーブオイルを探す際は、これら味を頼りに選ぶと買った後に後悔することもなくなるはずです。

オリーブオイルは良いモノを使うとマジで「今まで使ってたオリーブオイルは何だったのか?」って思うくらい世界が変わります。

「まだ良いオリーブオイルを使ったことがない」という方は、ぜひこの記事にたどり着いたのを機会に良いオリーブオイルを使ってみてください。